暑さの中にも秋の顔がチラホラと見えたり隠れたり…。
今日のニュースの中にちょっと関心のあるものがありました。
大手旅行代理店が、旅行のチラシに無断で他所の写真を再三使っていたと訴えられたニュースです。
第三者への知的財産権侵害の可能性があると思います。
意匠権、特許権及び商標権の直接侵害に対する懲役刑は上限10年、罰金刑は上限1,000万円だそうです。
故意に行なった場合は別として、コンテンツビジネス業界では、第三者への知的財産権侵害・不正アクセス・ウイルス・人為的ミスといったビジネスリスクが存在します。
現代社会はちょっとした設定ミスがそれだけに留まらず、その先すべての業務遂行に支障をきたし損害賠償を請求される危険性を含んでいます。
2011年7月24日でアナログテレビ放送は終了し、デジタルテレビ放送に移行ということです。
人もアナログ人間からデジタル人間に変って行くように思えます。
…連いて行けるかナ???
2008年08月21日
2008年05月22日
権利侵害
出版社が、2001年に制作したアニメシリーズにイスラム圏の方々に不快を思わせる表現があったということで、マンガとDVDの出荷を停止することを決めたというニュースがありました。
また、テレビ局があるニュース番組に提供された映像を他のニュース番組に複数回使用したことが問題になったが、和解で決着したというニュースもありました。
一日でこの2件のニュースを耳にして、最近、このようなリスクを補償する保険の問合せがが目立つのは、当然なことかと思いました。
出版社の場合は人格権侵害、テレビ局の場合は知的財産権侵害の可能性があります。
コンテンツビジネス業界が大きな社会的責任を負うことの表れだと思いす。
経済産業省は「新産業創造戦略2005」において、コンテンツビジネスを戦略7分野のひとつとに位置づけております。
また、テレビ局があるニュース番組に提供された映像を他のニュース番組に複数回使用したことが問題になったが、和解で決着したというニュースもありました。
一日でこの2件のニュースを耳にして、最近、このようなリスクを補償する保険の問合せがが目立つのは、当然なことかと思いました。
出版社の場合は人格権侵害、テレビ局の場合は知的財産権侵害の可能性があります。
コンテンツビジネス業界が大きな社会的責任を負うことの表れだと思いす。
経済産業省は「新産業創造戦略2005」において、コンテンツビジネスを戦略7分野のひとつとに位置づけております。
2007年02月16日
個人情報漏洩事故による過去最高額の判決!
平成14年5月、エステティックサロン会社はホームページ上でアンケートを行ったが、ホームページのセキュリティ設定ミスにより、その回答者約5万人の情報がホームページ上で閲覧できる状態になっていた。これに気付いた人がインターネット掲示板で情報漏洩について書き込みを行ったことで事件が発覚。その後、被害弁護団が立ち上がり、個人情報漏洩により精神的苦痛を被ったとして、男女10人が1,150万円(一人当たり115万円)の損害賠償を求め(その後4名が原告に加わり最終的には14名)、東京地裁に提訴した。
平成19年2月8日に1人当たり22,000円〜35,000円の賠償金を支払うように判決が出ました。
【判決の概要】
裁判長は「情報保護のために安全対策を講じる法的義務を怠り、プライバシーを侵害した」として、1人当たり22,000円〜35,000円を支払うように命じ、個人情報漏洩事故による1人当たりの賠償金としては過去最高額の判決となりました。
判決理由では、
●エステコートの種類などは、氏名、住所などの基本情報と比較して、秘匿の必要性は高い。
●ファイル交換ソフトなどで情報が流布し、完全な回収は困難。原告達の不安は大きく精神的苦痛は軽視できない。
と指摘し、迷惑メールなどの2次被害を受けた13人に対しては35,000円(慰謝料30,000円、弁護士費用5,000円)、残る1人に対しては22,000円(慰謝料17,000円、弁護士費用5,000円)を認容しました。
平成19年2月8日に1人当たり22,000円〜35,000円の賠償金を支払うように判決が出ました。
【判決の概要】
裁判長は「情報保護のために安全対策を講じる法的義務を怠り、プライバシーを侵害した」として、1人当たり22,000円〜35,000円を支払うように命じ、個人情報漏洩事故による1人当たりの賠償金としては過去最高額の判決となりました。
判決理由では、
●エステコートの種類などは、氏名、住所などの基本情報と比較して、秘匿の必要性は高い。
●ファイル交換ソフトなどで情報が流布し、完全な回収は困難。原告達の不安は大きく精神的苦痛は軽視できない。
と指摘し、迷惑メールなどの2次被害を受けた13人に対しては35,000円(慰謝料30,000円、弁護士費用5,000円)、残る1人に対しては22,000円(慰謝料17,000円、弁護士費用5,000円)を認容しました。