2007年06月08日

社長の仕事中のケガ

ある建設会社社長は、仕事中建設現場で誤って足場から落下し、脳挫傷の重傷を負いました。
この建設会社は、従業員10人で健康保険、厚生年金、雇用保険に加入しています。
この場合、社長の仕事中のケガは公的保険では、どのように扱われるでしょう?
ひらめき健康保険が適用されます。
労災特別加入者については、「特別加入制度の前提条件」のもと、労働者と同様、業務災害又は通勤災害を被った場合に労災保険から給付されます。
特別加入者が労災保険給付を受ける範囲
1申請書別紙の「業務内容」欄に記載された労働者の所定労働時間に行われる業務及びこれに直接付帯する行為を行う場合。
2労働者の労働時間外における中小事業主等の業務については、労働者が時間外労働を行っている時間の範囲内で行われている場合。
3労働者の就業時間(時間外労働を含む)に接続して業務の準備又は後始末を中小事業主のみで行う場合。
4労働者の就業時間内における事業場施設の利用中及び事業場施設内で行動中の場合。
5事業の運営のため直接必要な業務(事業主の立場において行われる業務を除く)のために出張する場合。
中小事業主等の労災保険特別加入制度は、昭和40年に創設されたものであります。
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2007年05月13日

重大労災件数 最悪

5月12日の日経新聞に「一度に3人以上が死傷した重大労働災害の2006年の発生件数が318件で、1974年以降、最悪の水準だったことが厚生労働省のまとめで分かった。」と載っていました。
建設業や製造業で増加しており、景気回復で建設業や製造業の現場が活性化する一方、安全管理がおろそかになっていると分析されている。
厚労省安全課は、「事業主に対し、安全についての法令順守や、労災が多発している分野での対策の徹底を促したい」としている。
昨年の重大労災は前年比で53件増加。
【業種別】
 1位:建設業…前年比27件増加の120件 
 2位:製造業…前年比6件増加の62件
【事故の種類別】 
 1位:交通事故…前年比6件増加の143件(全体の約半分)

事業主の皆さま、安全管理の徹底はもちろんですが、事故が起きれば労災保険だけで十分でしょうかexclamation&question
posted by Chieko at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 傷害・労災