2010年05月19日

治療・救援者費用は大丈夫?

往復直行便で行くスイス10日間30万円! 憧れのスペイン10の世界遺産探訪9日間368,000円〜! ドイツ・スイス・フランス8日間358,000円〜! …と、新聞一面の広告をよく目にします。
時間さえあれば行けそうと海外旅行がとても身近に考えられます。
たくさんの方が海外へ出かけ、殆どの方が最高の思い出造りをして無事に帰国されております。でも、現地で事故に遭ったり水や食事が合わなくて「急性胃腸炎」になったりと…大きい事故から小さい事故までさまざまな請求が多くあるのも事実です。

例えば、
2008年11月3日〜2008年11月11日までフランス パリ 団体ツアーに参加された日本人男性29歳の方が交通事故に遭い、かなりの重症でICUに入院されました。
● 旅行添乗員の方から保険会社のアシスタントセンターへ入電。
● アシスタントセンターから直ちに病院へ連絡をとり、医療情報の確認を開始。ICU入院中で緊急手術の予定を確認。
● アシスタントセンターから報告を受け家族に連絡。既に旅行会社を通じ家族に一報されていることを確認。
● 家族2名が救援者として現地に渡航予定を確認。救援者の航空券は旅行会社にて手配を行う。
● 現地ホテルならびに交通手段について保険会社での手配の希望の旨を承る。
● 11月8日に家族2名が現地入り。空港ではアシスタントセンター手配の車でアシスタントセンター手配のホテルへ向かいチェックイン後、病院へ向う。
● 8日に緊急手術が行われ、その後順調に回復し、11日には一般病棟へ移動。但し、大腿骨の骨折から暫くは自力での歩行は困難。また肺気胸の症状があり、改善するまで航空機への搭乗出来ず、少なくとも2週間の入院が必要と診断。
● 13日になり症状の安定を確認した救援者1名が仕事の都合で帰国。
● その後もアシスタントセンターは担当医、救援者と連絡を取りながら治療経過をモニタリング。
● 11月25日になり担当医から症状が安定したため帰国可能と判断。
但し、帰国にはビジネスクラスを利用し、看護師が付添い、日本到着後は直ちに受診する必要があるとの所見。
● アシスタントセンターは、当人、救援者の意向を確認の上で帰国の手配をし、11月28日に看護師に付き添われビジネスクラスで帰国。
● 帰国後、自宅最寄の医療機関で受診し、指示により2日間入院。
その後、外来でリハビリを行った。

本件で発生した費用(概算):合計 8,678,000円 (EUR=¥139計算)
◆ 治療費用(現地)…¥3,753,000 
◆ 救援者航空券(2名)…¥1,100,000(¥550,000×2名エコノミークラス)
◆ 救援者宿泊費用…¥675,000
◆ 救援者諸雑費…¥150,000
◆ 帰国移送…¥2,800,000(航空券、看護師付添い含む)
◆ 治療費用(帰国後)…¥200,000

事故に遭った28歳男性は、契約タイプが<治療救援者費用1,000万円>に契約されていました。この事故では保険金額の枠内でなんとか収まりましたが、1,000万円超過した場合は超過分は自己負担となります。
ツアーで行く海外旅行は安くても、正規の航空チケットを購入する場合は高額です。
ストレッチャーを使用すると、それだけで1,000万円かかることもあります。
『海外旅行保険』も治療・救援者費用…無制限が必要と思います。

もし、『海外旅行保険』に入っていなかったら、言葉が通じない! 場所が分からない! よその国でどうしていいのか分からない!…すべて自分で行わなくてはなりません。
そして、一財産が無くなる可能性があるかもしれません!!!
posted by Chieko at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外旅行
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